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О воробье с поломанной ножкой. Часть 213 янв 2009. Разместил: Vadim |
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腰折れスズメ
第二章 Часть 2
Прослушать диалог: さあ、それをねたましく思ったのは、隣の欲深いおばあさんです。 欲深いおばあさんは、庭で遊んでいるスズメに石をぶつけてつかまえると、かわいそうに、そのスズメの腰の骨をむりやり折ってしまいました。 そして、その腰の折れたスズメをかごに入れると、そのスズメに毎日えさをやりました。 「さあ、はやく良くなって、わたしにひょうたんのタネを持ってくるんだよ」 そして、一ヶ月ほどがたちました。 「もう、そろそろいいだろう」 欲深いおばあさんは、スズメを庭に連れ出すとこういいました。 「いますぐ飛んでいって、米のなるひょうたんのタネを持ってくるんだよ。さもないと、お前をひねりつぶしてしまうからね」 スズメのキズはまだ治っていませんが、こわくなったスズメは痛いのをガマンして、そのまま飛んでいきました。 それから何日かたったある日の夕方、毎日庭先でスズメが帰ってくるのを待っている欲深いおばあさんの前に、あのスズメが現れました。 「やれやれ、やっときたね」 欲深いおばあさんは、スズメの落としていったひょうたんのタネを拾うと、それを庭にまきました。 そのひょうたんのタネはどんどん大きくなって、秋には立派なひょうたんがたくさん実りました。 「よしよし、これでわたしも金持ちになれるよ」 おばあさんが包丁を持ってきて、一番大きなひょうたんの実を割ってみました。 すると中から出てきたのはお米ではなく、毒ヘビやムカデやハチだったのです。 「ひぇーーー!」 他のひょうたんからも毒ヘビやムカデやハチなどがたくさん出てきて、欲深いおばあさんに襲いかかったという事です。 Вернуться назад |