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Юки но Моногатари (Yuki no Monogatari). Часть 1619 мая 2009. Разместил: Vadim |
第十六章
鬼 Юки но Моногатари - Часть 16
Аудио сопровождение: ВНИМАНИЕ!
У вас нет прав для просмотра скрытого текста. 次 の日 、大名 は忍者 の長 と家来 と一緒 に山 へ向 かって馬 を走 らせていました。間 もなく岩屋 の入口 に着 きました。 大名 は「ここで待 て。どんなことが起 こっても、着 いてきてはいけない」と言 いました。 「大名 さま、その場所 は危 ないようです。誰 かお供 を連 れて行 った方 がいいのでは…」と、長 が勧 めました。 「この岩屋 の住人 の力 は、私 を殺 したければ、兵 が全員 でかかってもかなわないほどのものだ。このより先 は、わし一人 で行 かなければならん」と大名 は答 えました。 それから大名 はろうそくを点 して、岩屋 の入口 に入 りました。間 もなく大 きな洞窟 に来 ました。いきなり、太 い声 が聞 こえました。「俺 さまの住 まいに入 って来 たのは誰 だ?」 大名 は深 く会釈 しました。「鬼 さま、昔 、力 をお貸 しいただいた者 でございます。もう一度 手伝 ってくださいませんか」と言 いました。 鬼 は「毎週 牛 を一匹 近 くの牧場 から取 っている。別 な味 が欲 しい時 に、娘 を一匹 百姓 の家 から取 っている。今度 手伝 ったら、何 をくれるのだ?」と言 いました。 「前 の大名 の娘 はまだ生 きていて、隣 の国 の大 きな町 に住 んでいるようです。娘 と結婚 するために、彼女 を誘拐 してくださいませんか。娘 さえ手 に入 るならば、町 を全部 滅 ぼしても構 いません」と大名 は答 えました。 「なぜ人間 の家来 を使 わないのか」と鬼 は聞 きました。 「実 は、娘 は狐 で守 られているようです。領地 にいた忍者 が誘拐 しようとしましたが、狐 が助 けてしまいました」と答 えました。 「狐 ?煩 わしい奴等 だ。昔 から狐 が大嫌 いだ。よしじゃあ、やってみよう」 Вернуться назад |